京の花庭
    |        ヨーロッパ花紀行 ドイツ街並編      |
home

今年の夏(2006年8月29日〜9月8日)、【京の花庭】はお休みさせていただいて、
ドイツ、ベルギー、オランダへ花研修に出かけてきました♪
どの街も本当に美しく、人々が街を愛し、暮らしを心から楽しんでいる様子がひしひしと感じられました。
ここでほんの一部ですが、ご紹介させてくださいね。まずはドイツ、街並編から…
>>>>フラワー編はこちらへ

←今回のドイツでは、南の方を訪れました。ベルリンのような都会はまた違うのでしょうが、ここではどの家も、窓が綺麗に飾られていました♪思わず笑みが出てしまうような、こんなお人形を飾るおうちの住民は、きっと心の中も、とてもかわいらしい人たちに違いないですよね。
←これは最初に泊まったゲストハウス。こんな風に、どの家も窓辺を花で飾っています。窓の色、屋根の色、壁の色、それぞれに鮮やかな色を使っているのですが、全体として決してごちゃごちゃしないのは、きっと色選びが上手なのでしょうねぇ。
→どこのおうちも、こんなふうに扉を飾っていました。きっとお庭から採ってきた花をドライにして手作りしたんでしょうネ!つくづく飾るのが好きなお国柄なんだと思いました〜。それもきっと、日本のように湿気の多い土地ではないので、飾ったものが美しいまま、永もちするからだ、とそんな風に思います。

→これはゲストハウスの外観ですが、ごくごく一般の家、カフェ、ホテル…どれも区別がつかないぐらい、同じような美しさでした。いったいこの辺りのおうちって、いくらぐらいするんでしょう…?私の感覚からすると、相当なお値段に思えてしまうのですが…。。。

  
←右のおうちに近づいてみると、なんと葡萄がたわわに!窓からひょいと手を伸ばして、朝の収穫ができてしまいそうな感じです。
←ドイツ南部の古街「シルター」です。こんなふうに壁や屋根に蔓性植物を這わせるのが私の夢でしたが、ここではいたるところ、あたりまえのように、こんな風景が…
→季節柄かな?ホオズキの実をあちこちで見かけました。こんなふうに、オレンジだけのリースも。シンプルですがインパクト大!ですね。
 
→同じく葡萄を壁に…。夏の気候がいいこの地方では、植物の管理も比較的簡単なのだそうです。ちょっとぐらいほっておいても、草が生えてボウボウ…なんてことはないそうです。花が美しい理由はどうもその辺りにありそうですね。なんともうらやましい限りです。。。。
←街角のベンチ…椅子とか自転車って、ついついカメラを向けたくなります。なんでだろう?人が使うことを大前提に作られたモノって、それを人が使っている場面を想像させて、イメージをかきたてるのかもしれません。ふとそう思いました。
←「シルター」は、ドイツの古い町並みを今に伝える観光地。日本で言えば例えば「飛騨高山」みたいかな?古いものを美しいまま残すというのは、やはり財力的にも、住民には相当な努力のいることだそうです。京都も見習わなくっちゃ!デス。
   
→街の小さな教会、アートですねぇ。どんな小さな町にも教会があって、朝、昼、夕、それぞれに鐘の音が響いてました。そういえば、最近お寺の鐘を聞きませんね。子供の頃はもっと鳴ってたように思うのですが。お寺だらけの京都に住んでいても、とんと聞かなくなりました…

→おうちの外灯、スズランのモチーフですね。花、植物って、古今東西、いったいどれほどの人々に描かれ、彫られ、形にされてきたでしょう!!

ドイツ花編・その他、またアップします。ご期待くださいね〜!!